
前回はゆで栗、栗きんとんを作りましたが、今回はいよいよ渋皮煮にしますよ~
確か4年くらい前に渋皮煮つくったんです。ええ、大変美味しかったという記憶だけあるんだけど、
どうやって作ったのか、さっぱり忘れてます。。。
最初にいっておきます。渋皮煮、つくるの大変です!!
一気につくると半日ぐらいつぶれる勢いですね。
約2kgの栗を一気に仕込んだのが間違いでした。。。
前回も書きましたが、栗は収穫してからビニール袋にいれて0度の環境に置くと、3~4週間くらいで甘さがピークになります。
寝かせた方が甘くなるんです。
なので、一気に大量に作らずに、半分の1kgにしとけばよかったなぁと反省。
来年以降、また忘れてそうなので、自分への戒めとして書いておきます。
「渋皮煮仕込むときは1kgまで!」
鬼皮はお湯につけると、意外とあっさりむける
栗の一番外側の皮のことを「鬼皮」っていうんです。いかにも硬そうな名前ですね。
沸騰したお湯に、栗を20分くらい浸してからむくと、あら不思議、けっこう簡単にむけちゃいます。
1個15秒くらい。(検証済み笑)
最速栗の鬼皮むきに挑戦!!#違う意味で #ムキになる pic.twitter.com/Xh8nHyoRw6
— ヨヨヨん@妊活中アラフォー (@oooommmmllll) 2018年10月13日
↑動画では15秒でしたが、最速記録は10秒でした。
このむく作業がたまらなく好きなんですよね~
無心になれるというか、なにも考えずに手を動かすってストレス発散になるんです。
またきれいに、さらに早くむくことができたらうれしいんですよね!
やり終えた栗をみてさらに達成感!
あ~幸せ。
で、渋皮だけになった栗がこちら。
で、渋皮までむいた栗がこちら。要は渋皮を傷つけてしまって失敗した栗ですね。
これは栗ご飯にまわすことにしますよ。
※鬼皮をむいた栗は乾燥しやすい!乾燥しないように水につけるか、ビニール袋にいれるかして保管してください。
すぐ調理するならそんなに神経質になることはないですが、仕事の合間とかにやると、どうしても中断せざるおえないので、ビニール袋にいれておきました。
渋皮の状態でずっと水につけておくことをちょっとためらったので。(栗のうまみが逃げてしまわないかとか)。
渋皮をむくなら栗の皮むき専用器がおすすめ!
鬼皮だけをむくのは、包丁の方がおすすめですが、鬼皮+渋皮までいっきにむくときはこの栗の皮むき専用のはさみ「栗くり坊主」がオススメです!
湯だった鬼皮はむきやすいとはいえ、ずっと作業してると手がつかれます。が、この栗くり坊主がいいのは、握る動作でむいていくので、少ない力でむけちゃいます。最初は使いこなせずいても、だんだんなれてきて、あっというまに皮がむけます。これがあれば栗ごはんも簡単にできますよ~
ただし、渋皮煮をつくるときは、包丁の方がおすすめです。
渋皮だけにする作業というのは結構繊細で、気を付けないと渋皮を傷つけやすく、むきすぎて栗が見えてしまったものは躊躇なく栗ごはん用にまわしましょう。
ちょっとでも傷がついていると、後で渋抜きをする際にその切れ目から渋皮がはがれてしまい、中のくりも割れて煮崩れします。
さてさて、ここまでの作業で1時間はかかってる!ま、娘が昼寝をしてる間にできてよかったよかった。
渋皮煮は夜しこむとして、とりあえず晩御飯用の栗ご飯を先につくりました。
栗は割らずにいれるべし!ごろっとした栗がたまらん栗ごはん!
栗ごはんのレシピ参考にしたのはこちら
https://www.sirogohan.com/recipe/kurigohan/
米2合に対して、栗500gくらい、塩小さじ1。
栗は切らずに丸のまま入れて、あとは炊き込みご飯モードで炊くと完成!
ゴロっとしたくりがいい感じ~~。栗の甘さと塩のうまみがも~たまりません!
塩は天日塩がやっぱり美味しい。うちで使っている塩は100%天日塩なんですが、
塩変えただけで料理が上手になった気がします。それだけ味というかうま味が変わるんです。
わが家では塩だけでシンプルに食べるスタイルが定着しつつあります。
今回はもち麦をいれてみました。ほっくほくの栗ともち麦のぷちぷちた食感たまりません!ぜひオススメです~
娘もパクパクたべてくれました!・・・ってあれ?
娘栗ごはん食べた!!うれし〜〜苦労したかいがあったよ〜。とおもったら栗をよけて食べておるるる。。#2才 #栗ごはん #食べず嫌い pic.twitter.com/TEHljxZcEG
— ヨヨヨん@妊活中アラフォー (@oooommmmllll) 2018年10月13日
現在娘は食べず嫌いを発症しております。無理やり食べさせると悲惨なことになるので基本は自由に食べさせてます。
渋皮煮づくりは昼間明るいうちにやるべし!
渋皮煮は結局、夜娘が寝たあとに仕込むことに。
昼間はとうてい時間がないし、気持ちにも余裕がない。
だけど、やっぱり昼間にやった方がいい!
それは・・・
夜な夜な渋皮煮を煮る作業は甘い誘惑がいっぱい
だからです。
それと
作業時間は2時間。
おなかいっぱいになると超眠くなります。。。
なので、余裕のある日をみつけて昼間作業がいいですね。
重層で煮る→水でやさしくあらう。これを3回も繰り返す!
今回渋皮煮をつくるにあたり、参考にしたレシピはこちら。
https://cookpad.com/recipe/2356579
簡単に工程を説明すると、
- ① 渋皮の栗を重層をいれた水で煮る。沸騰したら20分超弱火で煮る
- ② いったんザルにあげて、水につける。手で渋皮をやさしく取る。
- ⓷ ①~②を3回繰り返す。
- ④ 重層を抜くために、水だけいれて20分煮る。
- ⑤ 栗が浸る程度の水と砂糖をいれて煮詰める。
これで完成なんですが、①~②を3回も繰り返さないと渋皮の「渋」がとれないのです!
また気持ち的に余裕がないと、焦って、渋皮をとる作業も雑になりがち。
渋皮がやぶけてしまうと、煮ているうちにどんどん皮がはがれてきて中の、中の栗がボロっと崩れたりするので、作業は慎重に!
とっても手間がかかるけど、できた時の美味しさを覚えているだけに、これはなんとしてでも完成させなければ!
なんとか渋皮もきれいにとれました。
ちょっと雑かも。。。もうすこし丁寧にやればよかったな~。やっぱり気持ちの余裕がないとダメですね。
最後にお鍋に分量の砂糖(栗1kgに対して500g)と、栗が浸るくらいの水をいれて煮て、20分くらい煮れば完成!
皮がついていることも感じないくらい、ふっくらあま~い。
これを夜中についつい1個、2個、3個・・・と食べてしまいました。
手間はかかるが、これは美味しい!
今回は娘も食べるので、ブランデーは入れませんでしたが、香りづけに入れるとさらに高級感あふれる渋皮煮になること間違いなし!
みなさんも、ぜひ作ってみてください~。作るときは「昼間」「気持ちに余裕があるとき」がベスト!